
高温、低温下の力測定では注意すべき点があります。ロードセルの計測はひずみゲージに依存しており、ひずみゲージは箔製の繊細な格子構造で、伸張または圧縮されると電気抵抗が変化する為、周囲の温度が上下するとロードセル構成材料が自然に伸縮します。このままでは温度変化だけで「誤った」力を報告することになります。
温度変化時の注意点
ロードセル採用者は、極限温度試験に適したセンサーを選定する際、4つの温度関連パラメータをチェックすることを推奨しています。
- Temperature Effect on Zero: 周囲温度の変化に起因するゼロバランスの変化。
- Temperature Effect on Output: 周囲温度の変化に起因する出力の変化。出力は正味値として定義されることに留意すること。これは負荷信号からゼロ負荷信号が常に差し引かれる為です。
- Creep: 荷重がかかった状態で、環境条件およびその他の変数が一定であるにもかかわらず、時間の経過とともに生じるロードセル信号の変化。
- Zero Return: 環境条件およびその他条件が一定である状態で、荷重の加載および解放後、初期ゼロバランスの変化。
高温、低温への対策
- ロードセル内の金属フレクシャー熱膨張係数に完全に一致するひずみゲージ特性の選定しており、高温・低温環境下での安定性を明確に考慮して選定された高品位合金にこれらのゲージを専門技術で接合することで、インターフェースは熱ドリフトを最小限に抑え、ゼロ点が変動するのを防ぎます。
- 極高低温試験環境におけるインターフェイス製品の信頼性は、厳格な校正と環境試験の理念によって裏付けられています。全てのセンサーは過酷な熱サイクルに耐える設計となっており、感度や構造的完全性を損なうことなく、極寒から室温への移行を繰り返し行えます。詳細は「ロードセル温度補償の理解」をご覧ください。
- ロードセルに内蔵さるホーイストンブリッジに複数のひずみゲージを接続し、物理的な伸縮力と温度変化を区別できるようにします。同じ低温環境下にあっても物理的な負荷を受けないゲージを配置することで、回路は数学的に低温の影響を相殺します。
温度補正例:多軸ロードセル
多軸センサーは、ウィンタースポーツ機器の重要な性能データを収集するための優れたテスト・測定装置です。2816 2軸軸ねじれロードセルは、同じロードセル内で力とねじれの両方を測定します。どちらのチャンネルも独立して使用できます。最も重要なのは、寒冷地試験の温度仕様を以下に詳述していることです。低温運転範囲の要件に理想的な候補です。

温度補正例:高温ロードセル

- SSM-FDH, 引張/圧縮
- 200N~1,000N
- 動作温度-55℃~150℃
- シールド保護(防水)
- 再現性:0.02%
- Effect on Output:±0.0008
- クリープ:±0.025%

- 3416, 3430 防爆仕様
- 石油産業向けに開発
- 低排出かつEMI感受性を最小限に
- シールド内蔵アンプ
- 20 kLbf~60 klbf
- 出力:4-20 mA
- 引張/圧縮

- ロードピン
- ステンレス鋼
- シールド内蔵アンプ
- Max.1,360 MT
- カスタム仕様
_



